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Hope

銀色に切り取られた平面にややくたびれた男が一人。

幼少期、父親に殴られ、母の愛を知らず、互いの諍いに息を潜めて自分を消した。

そのような日々に作られる精神。それ故に理不尽な悪意を受け続けた。

12年以上の暗黒の日々を歩み、なぜこの男は死ななかったのだろう。

何の事は無い、ただいつまでもこんな日々は続かない。

大人になれば終わると考えていただけの話だ。

しかし、この男は大人の世界がどれだけ恐ろしい物か知る由もなかった。

最初は順調な日々。そして、大人と権力の力の前で再び叩きのめされる。

その愚かな考えが、男の思いと心を簡単にへし折った。

心を病み、泥沼に足を取られながら、威嚇され逃げ回る猫のように安定とは遠い日々。

とうとうこの男は死に囚われ、魅入られた。

だが、生と死の決意の境界で、自分と自分の霊を作った作者に救われる。

死から解放され喜びの日々を送るも、傲慢にならぬ様に心の病は残された。

再び安寧は失われ、家族という宝物すら見失う。

それでも目の前に居る、ややくたびれた男の目は死んでいない。

自分の思いや考えに縋って生きて壊されたのなら、

自分を救った方に人生を預けた方が良い。

天と地と万物の創造主、イエス・キリスト。

神でありながらこの男以上に苦しまれ、裏切られて殺された方。

その方の約束と契約、そして御言葉に従って生きることをこの男は学んだ。

目に宿る光はいつか来る希望に満ちている。そしてそれは決して裏切られる事は無い。

この男は私自身。全てを神に委ねて生きる者だ。

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